草木染め 手作りの想い
科学染料を一切使用せずに、交野付近で採れる草木、実、花等で染料を作り丁寧に染めています。
我々の草木染めの商品は、科学染料で染めたものとは違い独特の温かみがあり、時間の流れと共に色合いの変化を楽しんで頂けます。
同じ草木でも時期の違いやその年の気候によって仕上がりの色が異なる為、まったく同じ色を出すことできません。
同じ人がふたりと存在しないように、我々の商品も全く同じものはありません。
ひとつひとつ個性の違う商品を、是非手に取り、楽しんで頂ければと思います。
草木染めの手順
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①染材採取
自然豊かな交野山周辺で採取しています -
②下処理
刻んだり花をガクと分けたり乾燥させたりします -
③染液をつくる
草木を煮出して染液をつくる -
④染色
煮染・浸染して染めます -
⑤媒染
すず・ミョウバン・鉄・酢酸などを使って色を変え定着させます -
⑥水洗い
ムラにならないように余分な成分を洗い流します -
⑦乾燥
広げて陰干しします -
完成
さをり織り 手作りの想い
この「さをり」は社会福祉法人かたの福祉会・障害者生活介護事業所「くらじワークセンター」の知的障害を持つ利用者さんが作りました。
くらじワークセンターは、七夕まつりで有名な機物神社から源氏の滝へ行く間にあり、
簡単な軽作業や手作りクッキーを作ったり畑で野菜や花の栽培をしたりと楽しい毎日を過ごしています。
特に「さをり織り」は、「創る」というテーマで平成10年の開設当初から取り組んでおります。
好きな色や太さの糸を選び、縦糸をたて、また好きな色や太さの糸を選び横糸を通し織り上げていき、同じものが二つとない織物になっています。
それぞれ一人一人の作品が、利用者のみんなの真実が、そのまま作品となっています。